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なんか、昨日も同じ様な感想を書いた気もしますが、これも、アニメと比べて原作、詳しくって良いですね。

ビルが、ルイに脅しをかけるところとかは、記憶にないので、多分、アニメではなかったよねぇ。そして、この世界では、異種同士の交配でも子どもを残せるというなんかすごい情報が、あとがき二書いてあるし。

肉食と草書の間には、かつて、大きな戦争があったらしいことも、ルイの部屋の本から読み取れます。
ビルは、肉食の現実として書かれているけれど、だからといって、彼に優しさがないわけではない。

深い。

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パンダ先生、登場。
肉食獣であるが故の苦悩。
どっちかというか、今までは、うばわれる者の立場で語られることが多かった様な気もするので、この視点は、なかなか新鮮です。

本能は、良くも悪くも「あるもの」。それにどう折り合いをつけて生きていくのか?
おもしろい。

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登場人物を動物にすることで、ものすごく浮き上がってくる物語があるのは確かなのですが、疑問に思うところも出てきます。

たとえば、異種族間の恋愛は、どうなっているのか。物語的には、肉食と草食間では、ありえないことみたいですが、草食同士や、肉食同士では、ごく普通にある感じ?
でも、草食間でも、卵生のものはどうなのとか。自分の卵を食べられることに、そんなに抵抗なかったよなぁとか。

そうすると、恋愛と伴侶を選ぶというのは、また、別の価値観に基づく物になっているのかなぁとか。

もしかすると、ここの生き物って、人工授精敵に生まれてきてる?

SFとして、展開していく未来もおもしろいかもと思ったりします。

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おもしろいらしいという評判は聞いていたのですが、Netflixでアニメを見て、これは傑作だということで、購入。
「どうぶつの森」的な世界でのリアルを描く(笑)

擬人化された動物たちが、生きている世界というだけで、ファンタジーのですが、そんなことでは終わらない。
特に、お前等なに食ってるの問題に、めちゃくちゃ、足を踏み入れています。

いろんなメタファーとしても読めるんだけれど、肉食獣故の悩み、草食獣故の悩みというのがそれぞれあって、それがストレードではなくて、社会を形づくっていく上で、何重にもねじれてしまっている。
よくこんなこと考えたなぁと。

そして、登場人物達が、まだ子どもで、大人の世界があるというところも、なかなかです。