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ヘルマン・ヘッセ全集1 青春時代の作品1

中学校から高校生ぐらいまで、読んでいたヘッセです。
多分、兄貴のおさがりの本だった記憶が。

「郷愁」とか「春の嵐」とかを最初最初に読んで、これは面白いと思って読み進めました。「車輪の下」は、まったく受け付けなかったけれど「デミアン」で衝撃を受けて。
1番好きだったのは、「クヌルプ」。あんな感じの放浪物は、今でもものすごく自分の根幹にある気がします。

昔はそれなりに新潮文庫で出ていたのですが、わたしが読み出した頃には、どんどん絶版になっていっている時期だったみたいです。
で、新潮社から出ているヘッセの全集を集めようとしたりもしたのですが、まあ、高校生ってお金ないし、そのうちにそっちも、人気のある巻以外は絶版になっていき……。

あきらめていたときに、京都のアバンティの本屋で、この全集を見かけたのだと思います。

まあでも、けっこうお高い本なので、迷って迷って、7年ぐらい迷って後、8年ほど前から購入しはじめた全集をやっと今、読み始めております。

1巻目は、青春時代の作品。
ということで、まあ、読んだことのない作品というか、作品以前の雑文というか……。
文章も、詩も、最初の方はとりとめもなくて、読みにくいです。多分、訳のせいだけではないと思います。

でも、ところどころで、ヘッセだなぁと思うところがあって、あぁ、この甘ちゃんな感じは好きだなぁとやっぱり思ったりします。

けっこう、鬱な感じの人だったみたいなのですが、作品を読むとそうでもない。なんか、躁と鬱とか、自信と不安とかが、交互に出てきていて、今でもどことかフラフラしているわたしには、心地よいです。

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花宵道中

江戸末期の新吉原を舞台にした物語。
この本が原作の映画に、安達 祐実が出てました。まあ、見てないんですけどね。

R-18文学賞受賞作というあおりもあって、色っぽい話だろうなぁと期待して読んでました。
まあ、期待は裏切られなかったのですが、それ以上に、この人、めちゃくちゃ文章も話の作り方もうまいなぁと。

お話自体は、中短編の連作でした。そんな知識すらなかったという。多分、映画はそのなかの1つのエピソードから作っているんじゃないかなぁ。それでも、との短編も密度が濃い。そして、文体がものすごく読みやすいのに、読んだことのないような文体です。

基本、わたしはストーリーの人なので、文章はそんなに気にならないし、邪魔にならなければいいと思っています。そんななかで、文章うまいなぁ、この文体でないとこの物語は語れないなぁと感じたのは、上橋 菜穂子と宮木 あや子ですねぇ。

宮木 あや子は、「校閲ガール」も書いているというのに、気がつきました。これも、家のどっかにあるはず。現代劇でこの文体ってことはないだろうと思うのだけど。もともと、校閲してたから、文章がうまいのか?
こっちも、読んでみたいですねぇ。でこねぇさんは、読んでたな、「校閲ガール」。

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三国志ナビ

新潮版吉川三国志の別巻。

まぁ、薄いあらすじとキャラの羅列とかがおもしろいかというと……。

「図解・制度とアイテム」は、ちょっとおもしろかったです。

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三国志10 五丈原の巻

吉川三国志、完結。
しかし、この人、孔明死んでからほんとにやる気無いな(笑)

まあ、孔明が主人公のお話としては、これでいいのかなとも思います。どうしても後半、魅力的な人が少なくなるというのもありますしねぇ。思い入れも。

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三国志9 出師の巻

終盤です。
曹操も、劉備も死んでいく。

そして、孔明の南蛮行。これが、なんか無駄に長い。

なんというか、崩壊の足音が近づいて来ている感じです。