クリスタル・ドラゴン26
前の巻を読んだのが……8年前かぁ。
しかし、必要な場所に行き、必要なものを見て、いよいよという感じで、物語が新しい局面に、そして終盤に向けて動き出している感じがものすごくします。
「クリスタル・ドラゴン」は、凄いと思って読み続けてきましたが、こっちの「悪魔の花嫁」(「悪魔」とかいて「デイモス」と読みます)の方は、2、3巻読んで、
「全部、同じパターンじゃねぇか……」
と、あきれて読むのをやめた記憶があります。
今読んでみると、それほど同じパターンというわけでもないですねぇ。というか、文庫の編集の仕方がそうなのかも。
なんか、もっと、同じパターンのもどかしい話ばっかり続いていた記憶が、あるのですが……思ってたより、おもしろかったです。
そうか、ギーゼラの存在には、そういう役割があったのか。
と、伏線がビシバシ決まっていくのをみるのは、気持ちよいものです。
ところで、ドワーフは、なんで王様だけあんななんでしょう?
これとか、「ガラスの仮面」とか、「クリスタル・ドラゴン」とかを見ると、本当に、少女マンガのすごさを感じます。
でも、大好きな作品の復活なので、素直にうれしいです。
しかし、きたさんの性格って……。いや、番外編なんだけど……。
実際も、そのままという気が……。